総選挙翌年の1月から3月の株価は堅調 東京マーケットワイド

2018年1月12日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されてました。 

近年の1月から3月期の相場は、あまり強くないそうで、2000年以降の1月から3月期の日経平均の上昇確率は、55.6%で、平均騰落率は、1.0%と小幅に留まっていますが、前年に総選挙があった年、つまり、総選挙の翌年の1月から3月期の相場は、上昇確率が83.3%と5勝1敗で、平均騰落率は、7.4%となっています。

株価の上昇確率が高い理由は、1月は、通常国会が招集される時期で、今年も1月22日に招集されますが、2017年に総選挙があったので、総選挙での公約等があり、有権者やマーケットに受けが良い政策を打ち出しているので、それを実現するのが、1月22日から始まる通常国会となります。

その為、総選挙翌年1月の通常国会以降は、相場にとって、ポジティブな政策が議論されやすく、それにより、株価が好転する可能性がある様です。

今回も、去年の総選挙で、今年度2兆円の補正予算が実現する予定ですし、2019年には、次の消費税の増税が控えているので、経済を持ち上げて行く、積極的な議論がその後にも出てくる可能性もあり、今年も、株価上昇につながる可能性があるとの事です。

■2000年以降の1月から3月期の日経平均騰落率
●2000年 7.4%
●2001年 -5.7% (前年に総選挙があった年)
●2002年 4.6%
●2003年 -7.1%
●2004年 9.7% (前年に総選挙があった年)
●2005年 1.6%
●2006年 5.9% (前年に総選挙があった年)
●2007年 0.4%
●2008年 -18.2%
●2009年 -8.5%
●2010年 5.2% (前年に総選挙があった年)
●2011年 -4.6%
●2012年 19.3%
●2013年 19.3% (前年に総選挙があった年)
●2014年 -9.0%
●2015年 10.1% (前年に総選挙があった年)
●2016年 -12.0%
●2017年 -1.1%

残念ながら、佐藤光さんの動画は、下記の動画一覧では、見ることはできません。通常は、東京マーケットワイドの金曜日の14時位からライブで見ることができます。または、14時以降でも、時間を戻して再生する事も可能です。
尚、ライブで見る場合は、無料の会員登録が必要です。
STOCKVOICE

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