米中通商協議後の為替予想 Newsモーニングサテライト

2019年2月19日のNewsモーニングサテライトで、ソニーフィナンシャルホールディングスの尾河 眞樹さんが、下記の内容について話されていました。

投機筋の円ポジションは、2018年末から2019年始にかけての円高により、円ショートが減っている為、ポジション調整により、1月3日の様に、一気に105円位まで大幅な円高になるリスクの可能性は、かなり低くなってきている様です。

米中通商協議では、貿易不均衡問題と、知的財産権の保護の2大テーマが、同時並走している状況で、協議の期限を延期するという話も出ていますが、どのような形での延期になるかによって、市場の反応は変わってくるとの事です。

●シナリオ1
貿易問題のみ合意して、知的財産権の保護は、60日間延期した場合には、今後知的財産権の保護の合意を目指すと言う事になるので、ドル円は、円安ドル高に動く可能性があると、考えられるそうです。

●シナリオ2
貿易問題のみ合意して、知的財産権の保護は、期限を決めずに、継続協議となってしまった場合には、いつ合意されるかわからないので、ドル円は、横ばいまたは、ややネガティブ(円高)に動く可能性があると、考えられるそうです。

●シナリオ3
貿易問題と、知的財産権の保護の両方の合意がなく、いずれも60日間延期した場合には、協議が難航していると言う事になり、ドル円は、円高ドル安に動く可能性があると、考えられるそうです。

但し、今協議の覚書を用意していると言う報道も出ているので、可能性としては、シナリオ1またはシナリオ2で、シナリオ1になる可能性がの方が高い様なので、ドル円は、円安ドル高で、111円を超えていく可能性があるとの事です。

    



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