2015年12月1日の「相場師朗の株塾」では、「60日平均線の上下の動きで、今後の動きを読む」と言う内容でした。
●日経平均のチャートについて
2010年から2015年の日経平均の月足チャートを見ると、20カ月線に一度触って、2度目はもっと深く陰線で触った。しかし陽線で戻った場合には、上がっていくケースが多い。更にチャートは、15年かけて作ったダブル底の上、カップイズハンド(コーヒーカップに取っ手が付いた形)の形状になりそうなので、急激な上昇になる可能性もある。小泉バブルよりも阿部バブルの方が強く、過去25年間で阿部政権(アベノミクス)が一番強い月足が出ており、日経平均は、25,000円位まで上昇する可能性もある。
しかし、8月26日以降に買って利益確定していない人は、全て儲かっているので、来年1月は、下落から半年目なので、下落する可能性がある。 信用の期日も来るので一度ヘッジファンドが売ってくる可能性がある。25日線まで又は60日線まで下がる可能性がある。
●住友金属鉱山チャートを使って、60日平均線の上下の動きで、今後の動きを読む。
日足で60日線の上に長くいると、初めて60日線を割っても戻る。しかし、前の高値まで届かない場合には、下に抜ける。
前の高値を超えれば、かなり上昇する。下がった時には、前の安値を割るか判断するなどの判断基準の説明がありました。