相場師朗の株塾:逆指値注文について

2017年9月5日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

相場師朗さんは、逆指値注文は、使っていないそうで、その理由は、日足や、週足などの移動平均線の流れを見ているて、流れの中で、一時的に、上に行ったり、下に行ったりしても、いずれ流れに服する事になるので、一時的な動きについては考慮せずに、取引を行っているそうです。

長いトレードの中では、流れに乗った中での少しの変動は、その時は、「どうしよう」と思うかもしれませんが、後で見ると、大したことはないそうで、5年前や、10年前のチャートを見ると、ポンと跳ねているロウソク足がありますが、その後は、流れに沿って、上げたり、下げたりするそうです。

但し、ショットガンショットガン(2日から3日位のかなり短い上昇又は下落で利益を上げる方法で、逆の方向に動いたら切る)や、ショートトレード(7日から10日位の短い上昇又は下落で利益を上げる方法で、株価が逆に動いてしまったら、売り又は買いのヘッジを入れる。)などの短期の取引を行う場合は、逆指値注文を使ってもいいかもしれないと話されていました。

例えば、買いで8万円の利益が出ている銘柄の株価が、3%位下がってしまうと、マイナスになってしまったり、利益が無くなってしまう事もありますが、もう少し、利益を取りたい場合に、逆指値注文を入れておいて、7の法則(株は連続して、7日以上は、上昇したり、下落したりはしない)で、いいところ(4本又は5本のロウソク足の上昇)まで来ているのであれば、逆指値注文で、昨日の終値より引けで下がっていたら、手仕舞い売りを入れておく方法や、昨日の終値をザラ場中に割ってきたら、手仕舞い売りを入れておく方法があるそうです。

つまり、今の利益を取りたいが、それより大きく上に行ったり、下に行ったりする事もあるので、自分の決めたラインを下回ったら、逆指値注文の売りを入れ事は、良いことかもしれないとの事でした。または、ある程度利益が出ているのであれば、1%位のマイナスで、逆指値注文を入れても、いいかもしれないとも、話していました。

尚、10%、2倍、10バーガー(株価が10倍上昇)になる銘柄を狙うなど、記事や本に書いてあったり、言っていたりしますが、株価が2倍になる銘柄は殆ど無いので、株価が3%から5%動くと、株式投資の世界では、かなり動いた事になるとの事です。

以前の話ですと、相場師朗さんは、JPX400の銘柄しか取引をしていないので、株価が3%から5%動くと、かなり動いた事になるとの事ですが、新興市場のマザーズや、ジャスダックの場合には、1日に10%位株価が変動する事も度々あります。しかしながら、突然、逆に動いたりして、流れが読めないので、JPX400の銘柄以外は取引していない様です。

    



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