2016年8月9日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。
●60日移動平均線に当たった時の株価の動き
5日移動平均線を超えて、20日移動平均線を更に超えて、60日移動平均線にあたったら、全てまた下げてしまうわけではない。60日移動平均線にあたって横ばって、上に抜けるケースもある。60日移動平均線まで行って、陰線が出たら、買いを切ってみるとか、陰線が2本出たら、売りを入れてみるとか、一度60日移動平均線にあたったので、買いを切ったのだけれど、それから上に抜けたので、買いを入れてみるとか。手間は増えるが、丁寧な取引をする意味では良い。
●7日間連続の上げの場合
もし、上げの期間が7日間連続だったら、7の法則と言うのがあり、平常時は、7日間以上連続で上がることはあまりないので、一度買いを切ってみる。陰線が出たら売りだが、1本の陰線だと、また上がってしまう可能性もあるので、2本陰線が出たら、売りを入れてみるとか。
●2から3ヶ月位横ばいからの上昇について
沢山練習されている方は、大きく下げてきて、2から3ヶ月位B局面(横ばい)が続いていて、それから上昇してきた場合は、2から3ヶ月上がるので、そういう時は、初めて5日移動平均線を陰線で割っても、戻す事が多い。つまり、1度めに、5日移動平均線や20日移動平均線に当たった時には戻す事が多い。
しかし、何回か5日移動平均線を割って、20日移動平均線に当たって、もう一度戻って、また下げてきて、5日移動平均線を割って、20日移動平均線に当たって、また上げるが、3回目位で、2から3ヶ月経つので、状況によっても異なってくる事もあるが、今度は、20日移動平均線を割って下げる。
対策としては、一回当たったら、区切り(買いを売る)、抜けたら、もう一度買ってみる。2本陰線が出たら、売りを入れてみる。