相場師朗の株塾:前の高値近辺や節目のラインでの戦い方

2018年9月11日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。

過去の高値、安値や、節目近辺、もみ合いになった時の建玉の操作がうまく行かない場合があると思いますが、例えば、高値や、節目のラインに近づいて、陽線で少し抜けたところで、買いを入れると、翌日には、またラインの下に戻ってしまい、そこで、反転下落かと思い、売りを入れると、またラインの上に戻ってしまう事もあります。

前の高値を超えたか、超えないパターンには4種類あり、1つ目は、5日移動平均線、20日移動平均線が上昇している時に、株価がその移動平均線の上で、上がったり下がったりを繰り返している場合で、この場合は、高値切り上がり、下値切り上がりで動いていきます。

この時は、前の高値を超えて、株価の勢いが強い時なので、基本的には、買っても良いパターンとなります。しかし、買ってすぐに株価が下がってしまった場合には、5日移動平均線と、20日移動平均線がきれいに上を見ているのだから、しばらく買いを持ったままで、再度上昇した場合には、買いを足した方が良い様です。

2つ目は、5日移動平均線、20日移動平均線が下落している時に、高値切り下がり、下値も切り下がりで動いて、前の高値を超えられない事が続きます。

この時は、5日移動平均線と、20日移動平均線が下を見ていて、株価は、下値を割り込み、上値を超えられないパターンなので、3日移動平均線や、5日移動平均線が、横向きになるまでは、売りを持っていた方が、良いとの事です。

3つ目は、一通り上がった後、ロウソク足が横に並んで、不揃いの歯の様な形になるって、落ちていくか、上がっていくかの場合と、逆に株価が、下落してきて、ロウソク足が横に並んで、不揃いの歯の様な形になるって、落ちていくか、上がっていくかの場合です。

4つ目は、ある程度の範囲を上がって行って、もう一度しばらく下がり、その後、しらばく上がって、前の高値に並ぶケースです。

この右往左往を避ける為の考え方として、株価が前の高値や、節目のラインを超えて抜けたので、買いを入れて、翌日は、横に並んで陰線になってしまった場合は、すぐに買いを切って、その後株価がどう動くかをしばらく見てから判断した方が良いそうです。もし、しばらく上下に動かない場合には、ずっと観察しておいた方が良いそうです。

つまり、一度売買を行ったて、逆に動いてしまった場合には、一度持っている株を切って、観察して、これらの4つのパターンのどれに当たるかを考えると、それぞれの場面での戦い方ができるそうです。

相場師朗 公式サイト | 「株塾」講師・プロトレーダー



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