2015年12月8日の「相場師朗の株塾」では、視聴者からのご質問に回答を述べられていました。
質問:信用残を気にする必要はあるか?
相場師朗さんの答えは…
売り残が多い場合には、空売りしている人が多いのでいずれ買戻しされる。又は、買い残が多い場合には、信用で買っている人が多いので、いずれ売ってくると考えられるので、株価は下がるだろうという見方があるが、そんなのは外れる。
その為、売り残、買い残は気にする必要はない、なぜならば、空売りしている人が3カ月後(6ヶ月以内に清算が必要)に同時に手じまる事はしないで、状況に応じていつでも手じまう。買い残、売り残を気にしだすと、業績やROEなど沢山の事が気になって、混乱するので見ない方が良い。
信用残などの事も含めて、全ての投資家の心理はチャートに出るので、見る範囲を狭めて、5日移動平均線の専門家になる。沢山の5日移動平均線を見て、5日移動平均線のプロになる。そうすれば、狭く深く勉強する事ができるので、成功に近づく。