2018年10月9日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。
日経平均株価は、ずっと上げてきて、25,000円に近づくのではと思わせて、その後は下落して、10月9日の日経平均株価は、314.33円と大きく下げましたが、今後は、もっと株価が下がるのか、それとも戻るのか、興味があるところだと思います。
もし、日本株に投資を行うのであれば、現在、その先、そして、もう一歩先、そして、その次の動きまでを言える様にしておく事が、トレードの技術を上げる事につながる様です。
10月9日の日経平均株価は、23,500円の節目を少し割ってきましたが、日経平均先物は、23,500円を踏んでいる状態です。
現在の移動平均線の並びは、パンパカパン(大幅な上昇局面:全ての移動平均線が上昇局面で、ロウソク足が一番上にあり、移動平均線の順番が、上から5日移動平均線、20日移動平均線、60日移動平均線、100日移動平均線、300日移動平均線になった場合)となっていて、23,500円の節目まで、陰線5本で、下落してきましたが、株価のすぐ下には、20日移動平均線があるので、ここで戻る可能性もある様です。
そして、日経平均株価は、単独で動いているのではなく、ドル円のロウソク足は、114円から、113円台に下落していますが、その下には、20日移動平均線があるので、こちらも、113円で上に戻る可能性もあるとの事です。
日経平均株価は、25,000円に近くなり、ドル円は、114円を踏んできたので、一度切った方が良い状況でしたが、今度は逆に、日経平均株価は、23,500円まで降りてきて、下にある20日移動平均線に当たっています。
更には、ドル円も、113円まで降りてきて、下にある20日移動平均線に当たったので、ここで返す可能性が出てきた様です。
しかしながら、もちろん切り返さない可能性もありますが、もし、明日、日経平均株価のロウソク足が陽線となって、為替も今晩ロウソク足が陽線となった場合は、一旦は買いに入った方が良いそうです。
但し、前の高値、日経平均株価であれば、24,448円、そして、ドル円も114円まで行くまでに、陽線が続かずに、陰線が出たら、勢いが弱い証拠なので、陰線が出た時点で、一度切り、そして、その陰線が出た後に、再度陰線が出る様であれば、売りを入れます。
そして、逆に陰線が出た後に、陽線が出る様であれば、もう一度買いを入れた方が良いそうです。
この様に、通常の取引でも、先を読んで投資をした方が良いとの事でした。