2018年4月17日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。
ボックス相場だと認識しないと、ボックスを上抜けてから、試しの買い玉を入れる事ができないので、ボックスを特定する練習をする必要があるとの事です。
ボックス相場になるのは、株価が上がった後、または、下がった後だそうで、例えば、株価が一度下がった時に、もう一回株価が上昇しても、ボックス相場かどうかわかりません。
その後、下落し前の安値を割らなかった時に、「ボックスの下限かな?」と思って観察をします。
そして、その下限を陰線で抜けてしまったら、ボックス相場ではなく、下落相場となるので、下の緑の線(前の安値)を割って陰線が出たら、売りを入れます。
ところが、下の緑の線(前の安値)で止まって、上昇すれば、ボックス相場の下限の可能性が出てきて、上の緑の線(前の高値)で止まって、再度下落すれば、かなりの確率でボックス相場入となります。
しかし、緑の線(前の高値)を陽線で越える様な事があれば、ボックス相場が終わりとなるので、この陽線で買いを入れると良いそうでです。
買いを入れたり、売りを入れた時に、ダマシに合う可能性もありますが、上の緑の線(前の高値)を抜けたら買いを入れ、下の緑の線(前の安値)を、下抜けしたら売りを入れます。ダマシに合う事を怖いと思ったら、ボックス相場での株の売買はできないので、下記の建玉の操作で対応するそうです。
売買をした後で、再度逆の方向に動いたならば、建玉の操作で、買いを入れていた場合は、買いを切って、売りを入れて、売りを入れていた場合には、売りを切って、買いを入れます。
完全にボックス相場かどうかは、すぐにはわからないので、過去のチャートのボックス相場の局面を研究して、実際に売買して、逆方向に動く様な事があれば、建玉の操作で対応するそうです。