2019年6月17日の「日経プラス10」で、大和証券 チーフテクニカルアナリストの木野内 栄治さんが、下記の内容について話されていました。
その日の日経平均株価の終値がニュースなどで報道されますが、日中の動きはあまり重要ではないそうで、寄り付きが、中期のマーケットの状況を映している事が多いそうです。
今は、外国人投資家が日本のマーケットを支配しているので、外国人投資家の注文動向は、日中よりは、寄り付きで現れるそうで、相場が始まった時の値段よりも、相場が終わった時の値段が、低くなっている事が多いので、デイトレなどの短期の売買を行う方は、買いよりも、売りから入った方が良い場合が多い様です。
そして、少し長いトレンドを見る方は、日経平均株価の終値を見るよりは、様々な材料を含めて、外国人投資家が、どの様に考えたかが反映される寄り付きが、どの様に始まったかを確認する方が良いそうです。
その為、長期投資される方の場合は、取引が始まってからの30分位だけを見ていても良いそうで、多くの銘柄が、一日で一番出来高が多いのが、寄り付きとなる事があります。