株の戻りは、売り圧力の低下:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2018年12月4日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

株価が戻るのは、売りの圧力が弱まる時で、今年の期間は、2週間位で、-4%位が目安だそうです。

直近の11月19日から、12月3日までの9日間では、空売り比率の低下幅は、-4.2%だったそうで、9月7日から9月21日の外国人投資家が日本株を買い越した時以外は、下記の低下幅の平均を取ると、約4%位なので、約4%位売り圧力が低下すると、止まってしまうと考えているそうで、2週間で-4.2%さがったら、もう一度売り圧力が強まってしまう様です。

※実際に、動画放送後12月4日には、日経平均株価の大幅な下落があり、空売り比率が、46.0%まで急上昇していました。

■5日平均の空売り比率の天(ピーク)と底(ボトム)と株価の高値
●2018年2月15日の空売り比率のピークが45.8%で、3月1日のボトムが41.6%で、10日間で、-4.2%の低下幅で、日経平均株価の高値日が2月27日
●2018年5月30日の空売り比率のピークが43.3%で、6月8日のボトムが39.3%で、7日間で、-4.0%の低下幅で、日経平均株価の高値日が6月13日
●2018年7月6日の空売り比率のピークが46.4%で、7月19日のボトムが42.1%で、8日間で、-4.3%の低下幅で、日経平均株価の高値日が7月18日
●2018年8月16日の空売り比率のピークが45.8%で、8月29日のボトムが41.5%で、9日間で、-4.3%の低下幅で、日経平均株価の高値日が8月30日
●2018年9月7日の空売り比率のピークが45.4%で、9月21日のボトムが38.0%で、9日間で、-7.4%の低下幅で、日経平均株価の高値日が10月2日
●2018年10月29日の空売り比率のピークが48.0%で、11月8日のボトムが44.6%で、8日間で、-3.4%の低下幅で、日経平均株価の高値日が11月8日
●2018年11月19日の空売り比率のピークが45.6%で、12月3日のボトムが41.4%

日々ベースで、空売り比率が40%以上の連続期間は、2018年7月30日から9月12日の33日で、そのうち43%以上が21日で、45%以上が10日で、平均43.8%だった様です。

そして、その後は、同様に2018年10月1日から11月29日の42日が、空売り比率が40%以上の連続期間で、そのうち43%以上が38日で、45%以上が23日で、平均45.3%だった様で、上記の7月の時よりも、10月の方が売り圧力が非常に強かったとの事です。

そして、逆に5日平均の空売り比率が、40%割れの連続期間には、日経平均株価は、いずれも高値を取っていた様です。

●2018年1月4日から1月29日が40%割れの連続期間17日で、平均の空売り比率は、38.4%
●2018年5月1日から5月23日が40%割れの連続期間15日で、平均の空売り比率は、39.5%
●2018年9月19日から9月28日が40%割れの連続期間7日で、平均の空売り比率は、39.1%

空売り比率 日経平均比較チャート

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