2016年3月7日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。
2017年1月及び2月の投資主体別の売買差額を見ると、海外勢は、1月は、325億円の買い越しですが、2月は、2,567億円の売り越しで、個人投資家は、1月は、3,569億円の売り越しで、2月は、プラスマイナスゼロで、法人は、1月は、2,010億円の売り越しで、2月も、2,310億円の売り越しでした。
つまり、1月、2月を合計すると、全てが売り越しで、唯一1月、2月で買い越したのは、日銀で、1月は、5,624億円の買い越しで、2月も、4,927億円の買い越しとなっていました。
その為、今年に入ってからは、最終投資家でまとまった買い手がいないので、日経平均株価が19,500円までは、買い戻し等で上昇しますが、2万円まで買う人がいないそうで、これまでは、個人投資家が売っていても、外国人投資家が買っていましたが、今は、どちらも売っているので、日経平均株価は、上がりようがないそうです。
日本の景気も悪くはないですし、業績は良く、世界の業績も良いので、なんで買わないのかわからないと話していましたが、1つ考えられるのが、昨年10月から12月までに、先物を含めると、5兆円買っているので、1月から3月位までは、一服している可能性もあり、海外投資家も4月からは日本株を買ってくることを期待したいとの事でした。
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