2019年3月13日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で経済評論家の杉村富生さんが、下記の内容について話されていました。
春になると、株式市場も少しは活気が出てくると考えられるそうで、4月は統一選挙、5月1日は、新天皇の即位の祝賀行事、7月には参議院選挙があり、10月には、消費税の引き上げとなるので、日本政府は、10月までは、景気失速、株式暴落は避けたいと考えていると思うので、年金の運用を行っているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人 )や、日銀が日本株を買ってくると考えられる様です。
日銀は日本株のETFを、24兆5,000億円持っているそうですが、平均コストは、約18,444円と言われているので、現状では、4兆円位の含み益となっているそうで、日経平均株価が、18,444円を下回らなければ、良いそうです。
しかし、もし、日銀が持っているETFを売る事になったとしたら、日本株が下落する可能性が高くなりますが、杉村富生さんのご意見では、日銀は、しばらくは持っているETFを売らないと考えているとの事です。
ただし、日銀は、年間6兆円も日本株を買っているので、ほとんどの銘柄で、大株主となってしまうそうです。
そして、4月、5月、6月のどこかで、日経平均株価は、2018年10月2日の24,448円にトライすると考えているそうですが、ほとんどの相場の予想は、ハズレているそうで、彼岸底だと言っていたら、3月12日は、彼岸天井になりそうな勢いで、相場は天の邪鬼(あまのじゃく)なので、思った事とは逆の展開になってしまうそうです。
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