日経平均株価2万3,000円回復&維持の条件  日経プラス10

2018年5月7日の「日経プラス10」で、みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊さんが、下記の内容について話されていました。

日経平均株価は、3月の年初来安値から、10%上昇して、2万3,000円が近づいてきましたが、この2万3,000円を超える条件は、下記の3つだそうです。

1.売買代金3兆円
日経平均株価の売買代金が活況と言われているのが、3兆円ですが、4月1週目から5月2日までの平均では、約2.5兆円位だそうです。
この期間で、海外投資家は、これまで、先物を1兆6,786億円買っていますが、現物は、2,072億円しか買っていないので、これまでの株価は、先物中心に上がった様で、今後、2万3,000円を回復して、更に株価が上昇する為には、外国人投資家の現物の買いが進んで来ないと、達成できないそうで、その活況の目安が3兆円だそうです。

2.為替レート1ドル110円
この1ドル110円は、海外投資家の動きとも関連しますが、海外投資家は、円安になると日本株を買ってくるのですが、最近は、ドル円が110円で頭打ちなので、外国人投資家の買いが止まっているそうで、110円を超えるかどうかが、重要だそうです。

3.アメリカのニューヨークダウ2万5,000ドル超え
アメリカのニューヨークダウは、2万5,000ドルにだいぶ近づいていますが、これまでの日経平均株価と、ニューヨークダウとの値段の差を見ると、2,000位の差が付いているので、日経平均株価が、2万3,000円を超えるには、株価の相関性から、ニューヨークダウが、2万5,000ドルを超える必要があるとの事です。

この3つのどのが欠けてもいけないと考えているそうで、どれかが超える場合には、1度2万3,000円を超える可能性はあるそうですが、維持するのは難しい様です。特に、2万3,000円近辺では、相当戻り売りが発生する可能性もあるので、それをこなすだけの、マーケットのボリューム3兆円が、必要となるそうです。

日経プラス10 | BSテレ東

    



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