2018年1月30日の「日経プラス10」で、カブドットコム証券投資ストラテジストの河合達憲さんが、下記の内容について話されてました。
今後、株価が戻る前提でのお話との事でしたが、2017年9月8日から2017年11月7日までの日経平均株価の4,000円位の上昇の上昇1波と、2017年12月29日から2018年1月23日までの上昇2波に分けて、それぞれの期間をリードしたセクターを見る事で、次の反転局面のリード役を、見つけ出すとの事でした。
●2017年9月8日から2017年11月7日までの上昇1波の騰落率
1.窯業 騰落率は、24.2%
2.石油 騰落率は、22.7%
3.電気機器 騰落率は、20.8%
4.証券 騰落率は、20.8%
5.鉱業 騰落率は、20.4%
6.機械 騰落率は、19.3%
この期間の日経平均株価の騰落率は、19.0%でしたが、原油価格の上昇で、石油や、鉱業が上がったそうです。
●2017年12月29日から2018年1月23日までの上昇2波の騰落率
1.証券 騰落率は、12.5%
2.機械 騰落率は、12.3%
3.造船 騰落率は、11.6%
4.その他金融 騰落率は、11.2%
5.電気機器 騰落率は、11.0%
6.不動産 騰落率は、8.9%
この期間の日経平均株価の騰落率は、6.0%でした。
上昇1波と、上昇2波で共通しているのが、電気機器、証券、機械のセクターだったので、今後戻る局面でも、これらのセクターが期待ができる様です。
上昇2波で騰落率が高かったのが、造船、その他金融、不動産でしたが、これらは、出遅れ銘柄だった様です。
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尚、為替が反転局面になると、株価が上昇すると期待しているそうです。