2018年3月13日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
2018年2月14日と、3月5日に日経平均株価は、その時の安値を付けていますが、2月14日と、3月5日の大きな違いは為替水準で、ドル円が108.57円だったのが、106.40円と、2円円高にになったそうで、もし、108円台に戻れば、株価も戻る可能性が高いそうです。
しかし、2月14日から3月5日までで、2円円高になっても、株価が同じ水準だったと言うことは、評価できる内容(これ以上あまり株価が下落しないと考えられる)だそうです。
下落時の高値が、2月27日の22,502円ですが、この数値を抜かないと、ダブルボトム(チャートがこの形になると、株価の底入れと考えられていて、株価が上昇トレンドに向かう可能性が高いと考えられています。)を完成した事にはならないそうで、今の100日移動平均線が、22,490円位なので、前の高値と、ピッタリ一緒で、この数値以上に日経平均株価がなれば、ダブルボトム完成で、底値圏を脱した事になるので、22,500円まで戻る事が非常に重要だそうです。
●2018年2月14日
安値:21,154円
ザラ場安値:20,950円
PER:12.81倍
PBR(5日平均):1.20倍
ドル円:108.57円
空売り比率:45%
日経平均VI:31.8
騰落レシオ(20日):73.9%
●2018年3月5日
安値:21,042円
ザラ場安値:20,937円
PER:12.50倍
PBR(5日平均):1.18倍
ドル円:106.40円
空売り比率:44.5%
日経平均VI:24.6
騰落レシオ(20日):88.4%
2016年の例では、2月12日と、6月24日に日経平均株価の安値が、14,952円と同じになり、その間の高値が、4月25日の17,613円でしたが、この数値を抜いたのは、11月11日だったので、11月11日までは、株価は底ばい状態で、この底ばい状態が、非常に長く続いてしまった様です。
100日移動平均線を抜ける事が、底値圏を脱した一つの証となるそうですが、3月12日時点の100日移動平均線は、22,493円なので、この数値を抜く必要があります。このまま、22,493円を抜かないと、100日移動平均線が下向きとなってしまい、100日移動平均線が下向きになってしまったら、相場は上昇する事ができないそうです。
2017年は、100日移動平均線が下向きにはならなかったそうで、以前、100日移動平均線が下向きになり、株価が長期低迷となったのが、
2015年8月24日から、2016年8月26日までで、それ以来の事となってしまう様です。
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