2月9日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。
●日本株は夜、売られる
日経平均先物の午後3:15の日中終値と午前3時の夜間終値は、2月1日から2月8日まですべての日でマイナスになっている。つまり、日中は値を戻しているが、夜間に売られており、下落幅の合計は、-1,890円となっている。
理由は、夜のロンドンタイムから円高になっている為で、夜間取引で売っている人は毎日儲かっている。
日中終値 夜間終値 差
2月1日 17,870 17,670 -200
2月2日 17,780 17,470 -310
2月3日 17,160 16,830 -330
2月4日 17,070 16,840 -230
2月5日 16,720 16,560 -160
2月8日 17,000 16,340 -660
●調整相場は長期化
過去の調整相場から見て、2つの指標から調整相場を確認する事ができる。
1.一ヵ月(20日)移動平均が下向きであること。20日のRSIが50%未満。
2.騰落レシオの20日移動平均線が100%未満である事
上記2つの指標を満たしていた期間が、9月の安値時は、8月14日から10月5日の34日間で、9月29日の安値を付けた後、500円位上げて、5営業日目に調整相場を抜け出した。
今回は、12月9日から2月8日の40日間、1月21日の安値から12日間経過しているがまだ下落しているので、1月21日が安値であったことを確認できていない。
日本企業の業績は、悪くなっているので、日本株が買われる要因は、円安と何かあったときの買戻しのみだそうです。要人発言もあまり期待できないとの事でした。
16,000円が常識的には、底だと考えられるが、16,000円を割ると言う事は、歴史的に残る様な下落相場になってしまうかもしれないので、そこまで、覚悟しておく必要があるとのご意見でした。
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