日本株は割安? 日経モーニングプラス

2017年8月15日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが、下記の内容について話されてました。

指標及び国際的に見ても、日本株に割安感が発生しているそうで、代表的な株価指数に、PER(株価収益率)がありますが、これは、会社の利益と、株価の関係を表していて、株価の割安性を測る事ができる指数で、2017年8月15日の終値の時点で、日経平均株価のPER(株価収益率)は、13.80倍となっているそうです。

■各国のバリエーション指数(14日時点)
●日経平均株価は、PER13.80倍で、PBRが1.23倍
●米国は、PER19.74倍で、PBRが2.26倍
●ドイツは、PER14.16倍で、PBRが1.66倍
●フランスは、PER16.31倍で、PBRが1.64倍
●イギリスは、PER13.23倍で、PBRが1.45倍

アメリカ株のPERは、19.74倍ですが、ナスダック指数は、20倍を超えていて、ドイツや、フランスなどと比べても、日本の株価は割安だそうです。PBR(株価純資産倍率)を見ても、アメリカに比べるとかなり低い状況なので、日本株は割安感があるそうです。

企業業績は、過去最高益を更新するだろうと言われていて、8月14日までの発表分で、対象企業の99.8%が開示していて、4から6月期決算の集計業績では、二桁増益になる様です。
●2017年4から6月期は、前年比、売上高増減率は、7.5%で、純利益増減率は、33.5%
●2018年3月期の予想は、前年比、売上高増減率は、5.2%で、純利益増減率は、13.6%

アベノミクスの平均のPERは、15倍から16倍位で、今のPERの13.80倍が、15倍に戻る場合には、株価が上がって戻るか、利益が減って戻るかのどちらかで、利益は、今後は減らない予定なので、今歪んで株価が下がっていると言う見方ができるので、日本株は割安感があるとの解釈だそうです。もし、PERがアベノミクスの平均の15倍を超えて来る様であれば、2万円を大きく超えてくる可能性があるそうです。

円高懸念はありますが、今後アメリカは利上げをしていく予定なので、円安になる可能性もあり、今の円高要因もいずれは解消されてくると、考えているそうです。

日経モーニングプラス|BSテレ東

    



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