新年度に好調そうな業種  日経プラス10

2018年3月27日の「日経プラス10」で、カブドットコム証券投資ストラテジストの河合達憲さんが、下記の内容について話されていました。

年初から日経平均株価よりも値動きが良かった業種は、陸運、医薬品、小売業などで、日経平均株価よりも値動きが悪かったのが、海運、倉庫、鉄鋼などだそうで、4月の下旬から始まる来期業績を先読みして、この様な動きになっている様です。

日経500種ベースの業績予想は、想定為替レートが1ドル110円の時は、外需系(海外売上高比率が10%以上の企業)は、今期予想+22.2%で、来期予想+10.2%で、内需系(海外売上高比率が10%以下の企業)は、今期予想+9.5%で、来期予想+4.4%で、全銘柄では、今期予想+16.1%で、来期予想+7.6%でした。

しかし、現在は、来期の業績予想を考える場合に、想定為替レートが1ドル105円するのか、1ドル100円にするのかで揺れているそうで、想定為替レートが1ドル105円になると、外需系企業の利益は3%減益となり、1ドル100円になると、利益は6%減益となるそうです。

つまり、1ドル100円になると、1ドル110円の時の外需系の来期予想である+10.2%が、6%減益となり、来期予想が+4.2%となってしまい、内需系の来期予想+4.4%より低くなってしまうので、それを先読みして、内需系の企業の株価の下落率が低い様で、狙い目との事です。

日経プラス10 | BSテレ東

    



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