持ち合い相場 東京マーケットワイド

2016年6月7日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

●持ち合い相場の基準点
1ヵ月移動平均線は、16,695円、3ヵ月移動平均線は、16,687円、100日移動平均線は、16,678円となっており、1ヵ月移動平均線と100日移動平均線の差が17円しかない。
短期で見ると、ボラティリティは下がっていないが、3ヵ月や100日間の中期で見ると、株価水準は一緒なので、価格変動リスクをとっても、投資期間に見合った利益を得る事ができない。その為、売買代金が2兆円になかなかいかない。
外人投資家も国内投資家も様子見になっている。何かきっかけになる様な材料が出てこないと、株価は変動しない。

●日本株にネガティブな環境(米国金利低下->円高->高水準の空売り比率)
雇用統計の後の6月3日のアメリカ時間で、アメリカの金利が急低下し、10年債利回りで、1.7%まで下落した。今、日本株に最悪の材料は、アメリカの金利低下で、アメリカの長期金利が低下するのは、2つのパターンしかなく、1つは、グローバルなリスクオフで、安全資産の米国国債にお金が行く。2つ目は、アメリカの景気が良くない時に、アメリカの10年債が買われる。

そして、このどちらのパターンも円高になる。その為、日本株安になる。その時は、必ず売り仕掛けが入る。しかし、ドル円が106円を切らないと、日経平均株価が16,000円以下になる事はないと思う。

今は、SQが株価の転換点になっているが、SQの翌週にアメリカのFOMCと、日銀金融会合があるので、そこまで円高のリスクが続く可能性がある。そして、アメリカのFOMCで、6月の利上げは見送られると思うが、「やっぱり見送ったんだ」と言う事で、ドルが売られる可能性もある。

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