2018年2月9日のGO!GO!ジャングル・マーケットラジオで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
急落相場では、ファンダメンタルズでは止まらないそうで、業績が良くなり、PERが13倍台となっても、下落が止まる事は無いそうです。
その為、どこで下落が止まるかは、テクニカルで判断する必要があるそうで、例えば、一ヶ月移動平均線からの乖離率(現在は、-8%を超えてきている)や、高値からの下落率で、荒野 浩さんは、今回の最大下落率は、-15%と考えているそうで、20,500円(24,000円から-15%で計算すると、20,400円)まで下落する可能性があるそうです。
ザラ場では、21,000円ギリギリまで下落しているので、かなりの下落部分は出てきていると考えられるそうですが、個人投資家は、底値を見極める事に集中する必要があり、一番相場の荒れた2106年が参考になるそうです。
その時の騰落レシオの水準や、マイナス乖離率(当時は、10%を超えていたそうです)などを見て、そして、為替が108円(2月14日には、一度107円を割りました)で止まるのかなどを総合しながら、見ていくと、2月中には安値を付けると考えられ、多分2月23日までには安値に到着するの事です。
今は、今年最大の買いのチャンスと考えられるそうですが、ボラティリティが高いので、株価が上昇した時には、絶対に買ってはいけないそうで、逆に日経平均株価が、数百円安くなった時に買うと良いそうで、丹念に逆張りで投資する方法がベストだそうです。
但し、金利上昇局面では、世界中どこでも、小型株が買われないマーケット環境になるそうで、金利上昇で若干でも景気が影響を受け出すと、最も影響を受けるのが、小型株になるからの様です。