2016年7月22日のマーケット・アナライズplus+で、イデア・ファンド・コンサルティング代表取締役の吉井崇裕さんが、下記の内容について話されてました。
2016年7月21日の日経新聞朝刊で、「急落が消えた相場」と言うテーマがあったそうですが、アメリカも日本もそうですが、1日の下げ幅が5%を超えた事はしばらくないそうで、市場の変動が小さくなっているそうです。
この原因は、年金運用で、年金運用が市場を丸ごと買う、インデックスを買っていて、買っている理由は、リスクパリティ運用(各資産のリスクの割合が、均等になるおうに、資産を保有する仕組みで、資産全体のリスクを、軽減させる事を目的とする運用方法です。)で、債券は、通常値動きが小さいので、比較的多めに投資するそうですが、株式は、リスクが大きいので、債券と同じ位のリスクにする為に、少なめに買っていたそうです。
しかしながら、最近は、株式市場の変動が小さくなってきたので、株式への比率がどんどん高まってきているそうです。
この流れが、市場を買い支えているそうで、現在は、上昇基調なので問題はないそうですが、下落基調になって、株式市場の変動が高まると、逆回転となる可能性もあるので、株式市場の変動が高まる事に、注意して株式市場を見ていく必要があるそうです。
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