”弱気派”投資家が今後株価上昇のカギ 日経プラス10

2017年11月16日の「日経プラス10」で、松井証券 営業推進部 シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎さんが、下記の内容について話されてました。

今後の相場は、”弱気派”投資家が今後のカギだそうで、このところの相場は、足元では調整はしていますが、この今までの上昇相場は、続かないと見ている投資家が非常に多いそうです。

その理由は、日経平均ダブルインバース上場投信(日経平均が下がると、利益が2倍になる)の発行済株式数を見るとわかるそうで、このところの株価の上昇で、日経平均ダブルインバース上場投信の発行済株式数が、非常に増えているので、株価が、値下がりすると考えられている方が多いとの事です。

この商品は、日経平均株価が、1%上昇すると、2%マイナスになるので、仮に株価が上昇すると、損失を覚悟した買い戻しが入りやすくなるので、日経平均株価を押し上げるエネルギーとなるそうです。

このところの調整は、11月9日から始まりましたが、マーケットを一番大きく動かす主体の外国人投資家の先週の売買動向は、日経225先物は売り越し1,590億円(前週 買い越し1,423億円)だったそうですが、現物株は、買い越し659億円(前週 買い越し472億円)でした。

ヘッジファンドなどの短期の売買をしている外国人投資家は、決算期と、株価が急騰していたので、一時的な売りを日経225先物で行った様ですが、中長期の投資をする外国人投資家は、現物株を、買い越していたので、このデータを見ると、長期投資家は、買いを止めてはいないそうです。

このヘッジファンドなどの短期の売買は、先週と、今週くらいで峠を越したと考えているそうで、今後は、長期投資家の買いが徐々に増えてくる可能性があり、今後も緩やかながら上昇相場は続くと考えているそうです。

日経プラス10 | BSテレ東

    



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