2019年1月22日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
今の状況は、大勢は、株価の調整局面で、1年(52週)移動平均線や、3ヶ月(13週)移動平均線なども全部下向きで、短期の戻りを行っているだけなので、ロウソク足が、3ヶ月(13週)移動平均線を抜いて来ないと、本当の戻り局面にはならないそうです。
本当の戻り局面になる為には、2万1,300円位の水準を超える必要があり、それ以下の水準で株価の上昇が止まってしまい、再度5日移動平均線を下回ってしまうと、短期の戻り局面は、1度終わってしまう様です。
2018年10月2日の日経平均株価の高値以降で、5日平均の空売り率は、2019年1月22日まで45%を超えていて、その中でも売り圧力が強かったのが、下記の4つの期間だそうです。
■強い売り圧力の期間(株価の下落)
●2018年10月15日から11月5日までの16日で、5日平均の空売り率は、46.6%で、この期間中の日経平均株価の終値平均は、22,023円
●2018年11月13日から11月27日までの10日で、5日平均の空売り率は、45.5%で、この期間中の日経平均株価の終値平均は、21,746円
●2018年12月7日から12月17日までの7日で、5日平均の空売り率は、45.2%で、この期間中の日経平均株価の終値平均は、21,478円
●2018年12月28日から2019年1月17日までの10日で、5日平均の空売り率は、46.3%で、この期間中の日経平均株価の終値平均は、20,217円
2018年10月15日から11月5日までの日経平均株価の終値平均は、22,023円から、売り方が、売り崩していて、大納会の2018年12月28日から2019年1月17日までの10日も、5日平均の空売り率は、46.3%と高い数値でした。
しかし、この期間中の日経平均株価の終値平均は、20,217円で、この10日で、20,000円を下回ったのは、大納会だけの様です。
つまり、売り方は、20,000円を売り崩そうと、売りを入れていましたが、売り崩せずに、株価は上昇してしまったので、今後も20,000円は、簡単には、売り崩せないと考えられるそうです。
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