2018年3月9日のGO!GO!ジャングル・マーケットラジオで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
去年の日経平均株価は、4月14日に安値を付けた後の一ヶ月や、9月8日に安値を付けた後の一ヶ月は、ものすごく上昇する勢いがあるそうで、今回日経平均株価は、3月5日に21,042円の安値を付けましたが、安値を付けたと言うことは、必要以上に売った人がいるから安値を付けたので、彼らが売ってきた理由が円高だとするならば、少し円安に振れたり、空売り比率が46%位あるのが、40%を下回ったりする環境変化があれば、買い戻しが出て、一気に株価は戻るそうです。
今回は、史上最高の空売り比率で、史上最長に続いたので、当然買い戻しの圧力も、常識的に考えると、過去最高になる事が予想されるそうです。
1月23日に日経平均株価は、高値を付けて、1月24日にドル円が110円(1月頭の113円から、8円円高)を切って、1月25日から空売り率が、約6週間位40%を超えていて、平均すると45%位になるそうですが、こんな経験は今までに無いそうです。
この空売りは、必ず買い戻しの圧力になるので、売り方が、売ってもダメだと思う水準(荒野さんは、21,000円だと考えているそうです)が明確になり、日経平均株価が、大きく上昇する日が続ければ、売り方もギブアップするとの事です。
既にPERが、13倍を切っているので、もう薄々は気付いていると、考えているそうです。
日本株が上昇する時は、去年の実績を見ても、企業業績から見て割安や、PER(2012年の時には、PERは、10倍台だった様ですが、今回3月5日に付けた12.5倍は、アベノミクス始まって以降最低だそうです。)から見て割安だと言っても、全く意味がないそうで、円安になり、外国人投資家の買い越しが無いと、大きく日経平均株価が、上昇する事はない様です。