2018年3月12日 の「ワールドビジネスサテライト」で、「AI(人工知能)を活用した外貨自動積立サービス」の話題がありました。
ネット銀行のじぶん銀行が始めたのが、AI(人工知能)を活用した外貨自動積立サービスだそうです。
じぶん銀行の榊原一弥執行役員の話では、外貨を購入するタイミングを、AI(人工知能)が判断して、有利なタイミングで積立を行うサービスで、選べる外貨は、米ドル、ユーロ、豪ドル(オーストラリアドル)、ランド(南アフリカランド)、NZドル(ニュージーランドドル)の5種類で、あらかじめ、外貨の種類と、日本円で毎月いくら積み立てるかを設定する様です。
AIが一ヶ月の間で、「より安価で外貨を購入できる」と判断した日に自動で購入する仕組みで、例えば、ユーロの場合は、1月には、最安値で買う事ができたそうです。しかし、2月の米ドルの場合は、AIが購入した後で、為替のトレンドが変化した為、安値で買う事はできなかったとの事です。
じぶん銀行は、昨年AIによる外貨予測サービスを開始しましたが、お客様に好評だった為、AIを更に進化させて、自動購入のサービスに発展させたそうで、ディープラーニングと言うAIの技術を使って分析をしているそうですが、今回は、外国為替の情報だけではなく、株式情報などの指数情報を取り入れて、総合的、複合的に計算をして、判断するそうです。
AIの購入判断が良かったかどうかは、アイコンの表情で判断できる仕組みとなっている様です。
外貨預金の表面金利が、一時期よりも下がっているので、一銭でも二銭でも、安価で外貨を購入してもらい、トータルの運用期間の利回りを高めてもらいたいと話されていました。