個人投資家の目は、中小型株へ 日経プラス10

2017年2月2日の「日経プラス10」で、SBI証券の藤本誠之さんが、下記の内容について話されてました。

大型株は、為替の影響が大きいのと、トランプ大統領が、何かを言うと、影響が出るなどの理由から、中小型株が堅調で、2016年12月は、日経平均株価の方が高かったですが、2017年の年初からは、日経平均株価は、頭が重くなり、東証マザーズ指数が、堅調な動きを示していて、個人投資家中心に、マザーズにシフトしている様です。

2016年12月には、10数銘柄IPO銘柄があったのですが、新規公開した銘柄は、その月には指数に入らないので、翌月末に入るそうで、新しい銘柄がドンドン出てくると、既存の銘柄は、少し売られやすくなっていましたが、1月のIPO(新規公開株)は、1月28日の1社だけだったので、既存のマザーズ銘柄に資金が戻ってきて、1月のマザーズ指数が上昇したと考えられるそうです。

直近上場した銘柄に注目が集まっていて、最近の新規上場企業、株価上昇率上位5位は下記の通りです。

1.シャノン、上場日1月27日、業種:情報・通信業、公開価格からの上昇率は、467%
シャノンの株価が上昇した理由は、12月末から1ヶ月間全く上場する企業が無かったので、唯一上場したシャノン株に一気に集中したそうです。
この会社は、インターネットのマーケティング事業を行っていて、小型株で成長力が高いと言うことで、注目を集めているそうです。

2.リネットジャパングループ、上場日12月20日、業種:小売業、公開価格からの上昇率は、311%
今までに無かった業界のインターネットリサイクル、インターネットリユースを行う会社で、使われなくなった携帯や、スマホなどに含まれている金を取り出す会社です。
東京オリンピックの金メダル及び銀メダルなどは、天然の鉱山から出た物で作るのではなく、スマホなどから取り出した金で作られるので、この様な企業にメリットが出ると考えられているそうです。

3.グレイステクノロジー、上場日12月21日、業種:サービス業、公開価格からの上昇率は、276%
今まで全く無かったマニアルを作るビジネスで、このマニアルは、一般の人が使うマニアルではなく、半導体製造装置や、発電機などの非常にお大きな機械の技術マニュアルを作る会社で、今までは、メーカーの技術者がマニュアルを作っていましたが、技術者には次の研究をしてもらうために、この様な形の企業が出てきたそうです。

4.イノベーション、上場日12月21日、業種:情報・通信業、公開価格からの上昇率は、225%

5.エイトレッド、上場日12月22日、業種:情報・通信業、公開価格からの上昇率は、200%

日経プラス10 | BSテレ東

    



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