2017年2月21日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが、下記の内容について話されてました。
PBRは、株価純資産倍率で、これが1倍であると、今持っている会社の資産と見合っているという事で、逆に言うと、1倍より低い会社は、今すぐに事業を辞めて、持っている資産を売却して、株主に資金返したら、トントンになる水準なので、1倍を下回っている会社は、割安感がある会社です。
しかしながら、割安感があっても、業績が悪いく、どんどん資産価値が下がっていく場合には、問題がありますが、営業利益が伸びていて、PBRが低い、つまり割安感がある会社は、堅調な証拠だそうです。
特に、ホンダは、解散価値を下回っていて、業績は、55.9%と急回復しています。
●時価総額1,000億円以上で、低PBRで営業利益の伸びが高い企業ランキング
1位 ジャパンディスプレイ PBR0.46倍で、今期の営業利益の伸びが37.5%
2位 東洋製缶グループホールディングス PBR0.59倍で、今期の営業利益の伸びが9.7%
3位 双日 PBR0.66倍で、今期の営業利益の伸びが53.9%
4位 芙蓉総合リース PBR0.68倍で、今期の営業利益の伸びが18.8%
5位 沖縄電力 PBR0.69倍で、今期の営業利益の伸びが27.1%
6位 NTT PBR0.86倍で、今期の営業利益の伸びが9.2%
7位 ダイビル PBR0.86倍で、今期の営業利益の伸びが9.7%
8位 旭硝子 PBR0.90倍で、今期の営業利益の伸びが9.0%
9位 ホンダ PBR0.91倍で、今期の営業利益の伸びが55.9%
10位 横浜ゴム PBR0.99倍で、今期の営業利益の伸びが12.2%