2017年3月23日の日経モーニングプラスで、日経QUICKニュース記者の中山桂一さんが、下記の内容について話されてました。
トランプラリーでは、どの業種も上昇していましたが、2016年11月9日を起点に、33業種で、どの様な業種が大きく上昇していたのかを見ると、景気敏感業種や、金利敏感業種の多くが上昇していたそうですが、トランプラリーになる前から、世界の業績は、改善傾向にあったので、トランプ相場で、それが、加速したとの事です。
●トランプラリーで上昇が大きかった業種
1位 海運業 41.2%
2位 石油石炭製品 39.3%
3位 証券商品先物 38.0%
4位 保険業 32.4%
5位 ガラス土石製品 28.3%
●トランプラリーで上昇が鈍かった業種
1位 電気ガス業 7.3%
2位 不動産業 7.7%
3位 食料品 8.4%
4位 小売業 8.9%
5位 医薬品 10.8%
トランプラリーで上昇が鈍かった業種は、内需、ディフェンシブセクターで、底堅い業種が上がっていなかった様です。このまま、株価の調整が続くと、トランプ相場で上昇が鈍かった業種に、買いの物色が強まる可能性があるそうです。