2017年3月10日の日経モーニングプラスで、日経QUICKニュースデスクの露口一郎さんが、下記の内容について話されてました。
日経ジャスダック平均は、20日連続(最終的には、3月13日まで合計21日連続の上昇となりました)上昇しましたが、20日続伸は、2003年の12月から2004年の1月にかけての21日続伸があったそうですが、約13年ぶりの連続上昇となりました。
株価も、1991年7月以来、25年8ヶ月ぶりの高値を更新しているそうですが、元気なのはジャスダックだけではなく、東証2部も過去最高値圏にあり、東証上場で、時価総額、流動性が比較的小さい銘柄で構成されている小型株指数と言うのがありますが、こちらも、25年8ヶ月ぶりの高値水準で推移しているそうです。
2017年の東証の規模別株価指数の上昇率を見ると、大型株が1.69%で、中型株が2.91%、小型株が4.66%と、中小型株優位の展開が続いているそうです。
中小型株が人気の背景は、内需型の企業が多く、為替相場、アメリカのトランプ大統領の政策の影響を受けにくいといった面もありますが、最大の魅力は、時価総額の低さから来る値動きの良さではないかと思っているそうで、つまり、短期間で、利ざやを取れる可能性がのあるので、投機的な資金が向かっている可能性があるとの事です。
中小型株は、時価総額が小さいので、値動きは、どうしても荒くなりますので、注意が必要ですが、市場全体から見ると、まだ過熱感は無いそうで、ジャスダックスタンダード25日平均の騰落レシオを見ると、121.48と2016年の12月に比べても低い水準にあるそうです。
主力株の上値が重いので、引き続き中小型株人気は、続くと考えているそうです。