2017年4月4日の「日経プラス10」で、日本経済新聞メディア戦略部長兼キャスターの八田亮一さんが、下記の内容について話されてました。
日本経済新聞社独自の新興市場に上場する中堅企業の成長力ランキング「伸びる会社MIDDLE200」を作成したそうで、1997年以降に創業した若い会社の中で、新興市場に上場しつつ、売上高が、1,000億円以下の201社の企業を対象としたランキングです。
物差しとなったのは、市場の期待値であるPBR(株価純資産倍率)や収益の伸び(増収率)などの6つあり、それぞれに、偏差値を出して、ランキングしているそうです。
下記のサイトより、201社確認することが可能です。
伸びる会社 MIDDLE200:日本経済新聞
業種は、12個あり、業種別のランキングも見られますし、該当する企業の名前をクリックすると、日経会社情報のデジタル版で、詳細な企業情報を見ることができます。
日本の上場企業は、3,700から3,800位あるそうですが、およそ3割が新興市場に上場していて、ランキングを見ると、世相もわかるそうで、1位にランクされたのは、UTグループは、製造業向けの人材派遣の会社で、人手不足の悩みを解消しているし、2位のアドベンチャーは、格安航空券を販売する会社ですが、世界68カ国、しかも世界18言語に対応しているそうで、訪日客に合わせたサービスだそうです。
この内容は、2017年2月21日時点の情報を基に作っているそうですが、3月の本決算が出揃う時には、リアルタイムのランキングや6つの物差しとなったランキングも、提供を開始するとの事です。