2018年12月17日のワールドビジネスサテライトで、「R&I(株式会社格付投資情報センター)による投資信託の販売会社の格付け」の話題がありました。
投資家のお金を集めて、プロが運用する金融商品の投資信託の販売会社の格付けを、企業の格付けを行うR&I(株式会社格付投資情報センター)が開始したそうです。
R&I(株式会社格付投資情報センター)は、12月17日に、投資信託を販売する証券会社や銀行などの格付けを発表しました。
評価は5段階(高い方からSS、S、A、B、C)で、基準となるのは、客の利益を、第一に考えた投資信託の提案が出来ているかどうかです。
尚、第一陣で、Sにランクされたのは、野村證券、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループなどで、大和証券はA+で、SMBC日興証券もA+でした。
手数料を稼ぐため、客に繰り返し、投資信託を売買させる販売会社が問題視される中、個人投資家が、投資信託を買う際に、販売会社を選ぶ基準を作ろうと、格付けを始めたとの事です。
みずほフィナンシャルグループでは、営業担当者を評価する仕組みを変更した事で、高評価を受けたそうです。
みずほフィナンシャルグループの河本哲志さんによると、手数料を、いくら稼いだかではなく、お客様の資産残高が、いくら増えたかを、重視する評価体系にした事で、資産残高を、増やす事が、お客様の為になると、念頭に置く事となり、営業担当者の行動が変わってきた様です。