空売り比率から見ると、日本株への売り圧力は史上最強:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2019年5月28日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

2017年までは、5日平均の空売り比率が45%以上になった事は、1度も無いそうで、下記が連続10日以上5日平均の空売り比率が45%以上になった期間です。

●2018年10月15日から11月5日までの16日間
●2018年11月13日から11月27日までの10日間
●2018年12月28日から2019年1月17日までの10日間
●2019年5月8日から5月27日までの14日間

空売り比率 日経平均比較チャート

この空売り比率が45%以上になった期間は、株価が下落している時で、今回も同じ事が起こっている様で、更に、5月10日から5月27日までの12日間は、5日平均の空売り比率が46%以上続いていて、これは、史上最長で、これまに46%以上になったのは、9日が最長だそうです。

その為、5日平均の空売り比率から見ると、日本株への売り圧力は史上最強となっていて、日経平均株価のPBRは、1.06倍まで下がり、株価は底値ギリギリのところまで、下落している状況です。

今後下押しがあっても、20,500円位までだと予想しているそうで、日経平均株価が20,500円まで下落をすると、PBRは、1.02倍となるので、これ以上はなかなか下がらないそうで、PBRが1倍を割ったのは、2018年12月25日だけなので、よほど悪いニュースがあったとしても、これより下の水準は、底堅くなるそうです。

しかしながら、株価が上昇するシナリオも無い様で、日経平均株価が2日から3日で700円位上がる様な底離れの状況が出てくるまでは、我慢が必要との事です。

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