2016年9月24日のマーケット・アナライズplus+で、株式アナリストの鈴木一之さんが、下記の内容について話されてました。
PER、PBRの低い割安株ということは、株価上昇のための要件の一つでしかありません。そして、割安の銘柄は、普段からゴロゴロしていて、沢山あります。
その中で、株価が上昇するきっかけは、その為の触媒(カタリスト)となるきっかけ、材料、背景、テーマ、ストーリーなど、ほかの要件などの、物語が描けた時に開始します。つまり、PER、PBRの低い割安株ということだけでは、株価は上がりません。
金融ストラテジストの岡崎良介さんは、その株価が割安になった理由を考えた方が良いと言われていました。その会社だけPER及びPBRの低いのであれば、その会社の業績だけかもしれないし、もし、その業界全体のPER及びPBRが低いであれば、例えば、銀行株全体であれば、銀行業界が抱える問題は、どこにあるかを考える。その場合は、銀行業界全体の問題が解決されない限り、銀行株は、上昇しない。
その為、逆から考える事が、株価の先を見るのに、重要な事ではないかと言われていました。
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