2019年8月6日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
過去3年間で日経平均株価のPBRが1.04倍以下になったのは、下記の10日がすべてですが、2018年12月21日から2019年1月4日までの6営業日連続、そして、2019年5月31日から2019年6月4日までも3営業日連続となっていたので、今週も3日から4日位PBR1.04倍以下が連続で続く事が予想され、そこで今回の安値(底値)を付ける可能性が高いとの事です。
その為、日経平均株価は、今週中に今回の安値になる事は、九割九分自信があるそうですが、8月5日が安値となる確率は、5割の様です。
この様に、PBR1.04倍以下になった場合には、売られ過ぎと判断できるのは、その時には、ほとんどの場合は、20日平均の騰落レシオが70%を切っています。
しかし、8月6日の前場が終わった時点では、騰落レシオが72.3%と、70%を切ってはいない様なので、今後2日から3日のうちに70%を切れば、日経平均株価は、底値と判断できるそうです。
つまり、売り方は、もう少し頑張って日本株を売る可能性もあるとの事です。
●2018年12月21日:PBR1.04倍、騰落レシオ65.4%
●2018年12月25日:PBR0.99倍、騰落レシオ58.3%
●2018年12月26日:PBR1.00倍、騰落レシオ60.2%
●2018年12月27日:PBR1.04倍、騰落レシオ64.3%
●2018年12月28日:PBR1.04倍、騰落レシオ61.7%
●2019年1月4日:PBR1.02倍、騰落レシオ57.2%
※上記は、休みの日を除いて6営業日連続
●2019年5月31日:PBR1.04倍、騰落レシオ70.5%
●2019年6月3日:PBR1.03倍、騰落レシオ70.5%
●2019年6月4日:PBR1.03倍、騰落レシオ73.8%
※上記は、休みの日を除いて3営業日連続
●2019年8月5日:PBR1.04倍、騰落レシオ74.0%
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