2016年7月5日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。
日経平均株価は、2月12日の安値14,952円で、戻り高値は、3月14日の17,233円で、+2281円戻り、+15.3%だった。その時の、PBRは、0.99が、1.14まで戻り、+0.15%
日経平均株価は、4月6日の安値15,715円で、戻り高値は、4月22日の17,572円で、+1857円戻り、+11.8%だった。その時の、PBRは、1.04が、1.17まで戻り、+0.13%
日経平均株価は、5月6日の安値16,106円で、戻り高値は、5月31日の17,234円で、+1128円戻り、+7.0%だった。その時の、PBRは、1.07が、1.17まで戻り、+0.10%
そして、日経平均株価が17,000円を超えた時のドル円は、全て110円を超えている。
3月14日 113.76円
4月22日 110.57円
5月31日 111.13円
つまり、ドル円が110円を超えないと、日経平均株価が17,000円になる期待は持てない。そして、残念ながらドル円が110円を超える様なシナリオは皆無である。
日経平均株価は、4月と5月に高値を付けているが、海外投資家が現物と先物の合算で買い越した週の4月15日、4月22日、4月28日、5月20日、5月27日の5回なので、海外投資家が買いに出動して、ドル円が110円を超える円安にならないと、株価の戻りには限界がある。つまり、今は、売られ過ぎの戻り相場である。
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