2017年7月13日の「ワールドビジネスサテライト」で、「AIが決算報告書をわかりやすく60秒で分析」の話題がありました。
ITベンチャー企業のゼノデータ・ラボの関洋二郎社長の話しでは、ゼノデータ・ラボは、AI(人工知能)を使い、決算発表後、直ぐに決算短信を読み込んで、業績やその背景を説明するリポートを生成して、お客様に提供する新サービスを開始したそうです。
上場企業が、決算発表時に公表する決算短信は、業績や、事業の状況をまとめた資料ですが、投資の初心者は、自分で理解する事ができない人も多いと思います。
そこで、ゼノデータ・ラボでは、AIを使い、決算短信配信の約1分後には、20社分の決算リポートをまとめて作成し、投資の初心者でも理解できるリポートを提供するそうです。
ゼノデータ・ラボのサービスは、約2,300社の決算に対応していて、開発を支援したカブドットコム証券では、2017年7月14日から、顧客の投資家に、このサービスを提供するそうで、これまで、証券会社が提供していた決算レポートは、大企業が中心でしたが、今後は、中小企業もAIがカバーできる様になるそうです。
決算短信を高速で自動分析するレポートサービス「xenoFlash for kabu.com」の提供を開始