2019年6月25日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
なぜか、日経平均株価の5日平均の空売り比率がピークの日に、アメリカ株は、大幅高になっているそうで、その翌日は、日経平均株価も連れ高して、結果として、5日平均の空売り比率がピークの日に、株価は安値となっています。
下記のデータを見ると、5月16日に5日平均の空売り比率が47.6%でピークとなり、その日に日経平均株価は、21,062円を付けたました。そして、ニューヨーク・ダウは、その晩に214ドルと大幅に上昇したので、翌日の日経平均株価は、連れ高して、187円上昇したので、結果的に21,062円が安値となりました。
●2019年5月16日に5日平均の空売り比率のピークが47.6%となり、日経平均株価が、安値の21,062円を付けた日に、ニューヨーク・ダウは、214ドル上昇して、翌日の日経平均株価は、187円上昇
●2019年6月4日に5日平均の空売り比率のピークが47.5%となり、日経平均株価が、安値の20,408円を付けた日に、ニューヨーク・ダウは、512ドル上昇して、翌日の日経平均株価は、367円上昇
●2019年6月18日に5日平均の空売り比率のピークが47.0%となり、日経平均株価が、安値の20,972円を付けた日に、ニューヨーク・ダウは、353ドル上昇して、翌日の日経平均株価は、361円上昇
上記の3回とも、5日平均の空売り比率が47%を超えた時に起こっているので、この5日平均の空売り比率が47%を超えると、日経平均株価は、ボトムを付けると言う事が、マーケットで認識されている可能性があるのではないかとの事です。
そして、この空売り比率がピークになるタイミングと、ニューヨーク・ダウの急上昇とのタイミングがうまく合っている様です。
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