2017年3月14日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが、下記の内容について話されてました。
4半期毎に、純利益の目標を発表しますが、期中に上昇修正したのが、下記の企業で、これは、株価にとっては、プラス要因になるそうです。
JFE、三井金属、国際石油開発帝石、三菱ガス化学、JXと、資源関連の企業が多い様で、これは、資源関連企業は、前の期に資源価格が下落した影響で、期初の段階では、相当厳しいと見られていましたが、期中に資源価格が好調だと言う事がわかり、資源関連企業は、直ぐに業績に現れるそうで、この様に、資源価格上昇の影響を受ける企業が上位にきているそうです。
TDKや、ロームは、中国や、米国の景気があまり良くないと思われていたそうですが、意外と今期になってから良いことがわかり、電子部品などの需要が増えているので、良い意味での想定外の状況が出た企業は、上昇修正しているとの事です。
これらの修正は、既に、株価に織り込まれている可能性もあるそうですが、更に5月の決算発表までに、もう一度上方修正する可能性もあるので、注意して見ていく必要があるそうです。
●3月期の純利益予想を上方修正した企業ランキングは、下記の通りです。
1位 JFE 予想純利益変化率4.3倍
2位 TDK 予想純利益変化率3.8倍
3位 三井金属 予想純利益変化率3.6倍
4位 ローム 予想純利益変化率96%
5位 国際石油開発帝石 予想純利益変化率85%
6位 任天堂 予想純利益変化率80%
7位 コナミHD 予想純利益変化率60%
8位 三菱ガス化学 予想純利益変化率58%
9位 テレビ朝日HD 予想純利益変化率50%
10位 JX 予想純利益変化率50%