2017年9月25日のNewsモーニングサテライトで、インベストラストの福永博之さんが、下記の内容について話されてました。
過去の経験則ですと、株式市場は、アノマリーを信用する傾向があり、配当分が、権利月翌営業日に落ちた日に、株価が前日比でプラスで終わると、株式市場は、強いと判断しますが、過去の権利落ち日と、その後3ヶ月の状況は下記の通りです。
2014年9月から2016年9月までは、権利落ち日に配当分を埋める事ができずに日経平均株価は、下落していますが、3ヶ月後の株価は、5回のうち4回は上昇しています。
この理由は、配当落ちの額を調べてみると、2014年9月までは、90円から100円位の間でしたが、2015年3月から2016年9月までは、115円から130円位となっており、2017年9月は、140円位と見られていて、企業業績が良く、配当を沢山出している企業が多いので、結果的に3ヶ月後には、株価が上昇しているのが今の現状の様です。
●2013年3月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比プラスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2013年9月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比プラスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2014年3月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比プラスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2014年9月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比マイナスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2015年3月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比マイナスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2015年9月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比マイナスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2016年3月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比マイナスで終了して、3ヶ月後の株価もマイナス。
●2016年9月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比マイナスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。
●2017年3月は、権利落ち日の日経平均株価は、前日比プラスで終了して、3ヶ月後の株価もプラス。