1月14日の東京マーケットワイドで、上田ハーローの山内俊哉さんが話されていたのが、アノマリー的には、8月が円高になると言われているが、過去6年間で1月は円高(2010年、2014年、2015年)で、今年も1月14日現在までは円高になっているので、ここ3年連続の1月円高になっている。年初は、リスク回避の噂が出やすい様で、円高になる場合が多い様である。
ドル円では、昨年の8月のチャイナショックと比べると、下落幅は半分くらいだけれど、投機筋のポジションは、去年のクリスマス位から、円の売りが減っているので、今の水準からそれほど、円高にはならないと考えているそうです。昨年の8月は円のショートが積みあがっていた為、円を売ってた人たちが円を買い戻したので、大きく下落した様です。
中国の貿易収支は、13カ月連続のマイナスだったが、下落幅が少なくなったし、輸入輸出に関しても市場が考えている様に悲観的になる必要はないと考えているそうです。
原油の動向は、円高の要因になっているが、北米の稼働リグ数は、1/3になているので、20ドルまで落ちれば、稼働リグ数は減ると思われるので、需給調整が行われると思われる。石油の在庫は増えているが、20ドルまで落ちれば、反発が始まると思うので、原油価格は回復してくる。
原油が落ち着くと、為替も回復するので、1月11日に一度116.65円まで落ちたが、その後、悲観的な材料が出てもなかなか下げないので、この様なケースは自律反発に繋がりやすいので、ドルの下値余地は小さいと考えているそうです。
円安にならないと、株もあがりませんよね。
TOKYO MX * 東京マーケットワイド
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