2017年8月4日の「ワールドビジネスサテライト 」で、「日経平均株価の変動率は1.3%で、約36年ぶりの低さ」の話題がありました。
アメリカのダウ平均株価が、2017年8月3日まで8日連続で上昇して、過去最高を更新して、2017年8月4日に、2017年4月期から、6月期までの決算を発表した、トヨタ自動車と、国際石油開発帝石は、ともに通期の業績予想を上方修正しましたが、日経平均株価は、2017年7月は、上下に270円しか動かず、一ヶ月間の変動率は、1.3%で、約36年ぶりの低さになっているそうです。
そして、2017年8月4日の日経平均株価も、19,952円と、2万円を割り込みました。
三井住友アセットマネジメントシニアファンドマネージャーの平川康彦さんの話では、企業が通期の業績を上方修正を行っているところが、例年に比べて多いですが、日経平均株価は、2万円を挟んで、膠着状態になっている背景には、複数の懸念があるとの事で、安倍政権の支持率低下が、マーケットに影を落としている事、9月に、ECBのテーパリング(緩和縮小)が考えられる事、FRBの資産圧縮が決定されるかどうかなどの、懸念材料があるからだと、指摘していました。
そして、これらの材料をこなせば、その後は、株価が上昇に向う可能性は十分にあるそうです。