20日移動平均線の傾きで売買すると、利益が出る?:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

日経平均株価の場合は、20日移動平均線が底を付けたら買いに出て、天井を付けたら売に出れば、利益が出るそうです。

今回の相場は、2018年4月2日から、20日移動平均線が上向きに転じていて、4月3日、4日位までは、終値が、20日移動平均線を下回っていましたが、その4月2日、3日、4日が買場だった様です。

下記のデータを見ると、20日移動平均線が上向きの期間の2017年2月10日から3月21日までは、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が23日で、終値が20日移動平均線の下にあった期間は4日です。

そして、20日移動平均線が下向きの期間の3月22日から4月25日までは、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が2日で、終値が20日移動平均線の下にあった期間は、23日となっています。

その為、20日移動平均線が下向きの期間は、株価の終値が、20日移動平均線を超えたら戻り売りを行い、逆に、20日移動平均線が上向きの期間は、株価の終値が、20日移動平均線を割ったら押し目買いを行うと、利益が出る様です。

全体の流れとしては、日経平均株価の20日移動平均線の向きが上昇に転じた時に、買いを入れて、20日移動平均線が天井を付けたら売って、上昇期間は、上記の押し目買い、そして、下落期間は、戻り売りを繰り返すと利益が出る事になるそうです。

■20日移動平均線が上向きの期間
●2017年2月10日から3月21日までの27日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が23日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は4日です。
●2017年4月26日から7月14日までの55日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が47日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は8日です。
●2017年9月11日から2月1日までの96日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が86日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は10日です。
●2017年4月2日から5月21日までの33日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が30日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は3日です。

■20日移動平均線が下向きの期間
●2017年3月22日から4月25日までの25日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が2日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は、23日です。
●2017年7月18日から9月8日までの38日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が7日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は、31日です。
●2018年2月2日から3月30日までの39日間で、株価の終値が、20日移動平均線の上にあった日数が7日で、終値が20日移動平均線の下にあった時は、32日です。

尚、個別の銘柄の場合は、利益が出るかどうかはわからないそうですが、日経平均株価のインデックス売買を行う場合は、利益が出るとの事でした。

インデックスの銘柄として上場しているのが、株価が上昇すると儲かる、1570日経レバレッジ、1579日経レバレッジがあり、株価が下落すると儲かる、1357日経ダブルインバースや1360日経平均ベア2倍などのインバース株があるので、これらを状況に応じて買えば良い事となります。

(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信【1570】:ETF – Yahoo!ファイナンス
日経平均ブル2倍上場投信【1579】:ETF – Yahoo!ファイナンス
(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信【1357】:ETF – Yahoo!ファイナンス
日経平均ベア2倍上場投信【1360】:ETF – Yahoo!ファイナンス

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