株価が急落した銘柄と、底練りした銘柄のどちらを選ぶべきか 日経モーニングプラス

2018年9月18日の日経モーニングプラスで、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジストの窪田 真之さんが、下記の内容について話されていました。

株価が急落してから日数が経っていない銘柄の場合は、高値で買ってしまった人は、買ってしまった後、株価が急落してしまったので、「戻ったら売りたい」と思っている場合が多い状態となります。その為、戻り売りの圧力が非常に高いので、急落した銘柄のチャートからは、今後なかなか株価が上昇しない事が、考えられるそうです。

株価が急落してから、しばらく時間が経って、底練りした銘柄の場合は、この底練りしていた期間に、戻り売りしたいと考えたいた人達も、既に売ってしまっている可能性が高いので、底練りした後は、戻り売りをしたいと考えている人も少ないと考えられ、日柄整理も進んでいるので、急落した銘柄に比べて、底練りした後の銘柄の方が、株価が上昇しやすいと考えられる様です。

日柄整理が進んだかを判断には、移動平均線を見ると良いそうで、中長期のトレードをする場合には、13週移動平均線を見ます。

この13週移動平均線は、企業のファンダメンタルズを表していて、このファンダメンタルズは、企業の業績や、景気などをの事で、13週移動平均線が上を向いている場合には、業績などが良くなってきていて、13週移動平均線が下を向いている場合には、業績が悪化している可能性がある様です。

しかしながら、株価は常に過剰反応するので、悪情報が出ている場合には、もっと悪くなると思ってしまい、移動平均線よりも先に下に株価が下がってしまう事となり、その後は、下げ過ぎかなと思って、株価が戻ったりするそうで、逆に、株価が上がる時も、上がり過ぎたと思い、戻ったりする事も多い様です。

急落して日が浅い場合には、株価が下がり過ぎたと思い、再び上昇しても、まだ13週移動平均線が下を向いているので、買うのは、まだ早いと言う判断となり、株価が底練りした銘柄の場合は、この13週移動平均線が、だんだん横ばいになってきて、この13週移動平均線が、上向きに転じた状況では、株価の底練りの間に、悪材料が織り込まれて、新しいトレンドが出てくる可能性が高くなる様です。

短期のトレードをする場合には、5日移動平均線や、10日移動平均線を見ますが、中長期の投資の場合には、13週移動平均線が下向きの時ではなく、上向きの時に買った方が良いそうで、13週は約3ヶ月で、3ヶ月位で四半期毎の決算など様々な企業のニュースが出るので、25年間のファンドマネージャーを行っていた経験則では、この13週移動平均線を使うと良いとの事です。

日経モーニングプラス|BSテレ東

    



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