日経平均株価のEPS(一株あたり利益)が急に上昇した理由は…  

2016年5月16日のザ・マネー~月曜日 ドイサトの相場予測でeワラント証券 チーフ・オペレーティング・オフィサー 土居雅紹さんが、下記の内容について話されてました。

日経平均のEPS(一株あたり利益:その会社が一年間に上げることができた利益(当期純利益)を発行している発行済株式総数で割ったもの)が昨年ピークの1,275円から直近1,090円まで低下し、決算通過でさらなる下落が懸念されていたが、決算がピークを過ぎた先週金曜日時点のEPSは、1,192円で100円も急上昇した。

昨年の決算では、商社などが減損処理をしたので、その期の決算の数字は悪くなったが、決算の翌日になると、翌期のEPSを使うので、減損が見えていて、低くなっていたものから、翌期になると上がるので、ただ、今年はどんな数字になるかわからない状況なので、もし今年円高になり業績が悪くなれば、EPSはどんどん下がっていく。
PER何倍なので、日経平均株価がいくらという見方はプロでもよく使うが、EPS自体がどんどん低下していくと、景気が悪い時はPERが10倍位になってしまう事もある。そして、景気が良い時は20倍近くまで行く事もあるので、これを指標にすると間違う事もある。

世の中の株価は、アメリカ株中心に動いているので、アメリカ株がクラッシュしないかどうか、アメリカ株が上昇して、ドル高になってくるのであれば、日本株も上昇してくるので、PERよりもアメリカの状況に注目しておく必要がある。

土居雅紹さんが、指標にしているのは、この前のクラッシュでも使えたそうで、アメリカのS&Pが3割以上下がって、且つビックス指数が吹き上がり、吹き上がったビックス指数が下がったのを確認してから買いにいくのが、鉄壁な買パターンだそうです。

ザ・マネー~月曜日はドイサトの相場予測(2016.5.16放送分)
ザ・マネー~月曜日 ドイサトの相場予測 | ラジオNIKKEI
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