2018年12月18日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
新安値数が500以上になる事は、めったに起こらないそうで、今年は、10月に4日連続（土日を挟んで）で起こりましたが、その時日経平均株価は安値を付けて、更に、12月11日の火曜日も安値を付けて、7月も安値を付けたので、新安値数が500以上になると、株価は底値圏に届いている事となる様で、ここから売りを仕掛けても、利益は出ないとの事です。
下記のデータが、2015年以降の新安値数が500以上になった日ですが、2013年及び2014年は一度も無いそうです。
●2015年8月24日の新高値数:2、新安値数544、前日比-895円、株価18,540円、売買代金41,075億円
●2015年8月25日の新高値数:2、新安値数852、前日比-733円、株価17,806円、売買代金49,240億円
●2016年1月21日の新高値数:0、新安値数746、前日比-398円、株価16,017円、売買代金30,846億円
●2016年2月10日の新高値数:1、新安値数681、前日比-372円、株価15,713円、売買代金35,368億円
●2016年2月12日の新高値数:0、新安値数1023、前日比-760円、株価14,952円、売買代金41,833億円
●2016年6月24日の新高値数:14、新安値数716、前日比-1286円、株価14,952円、売買代金33,383億円
●2017年4月6日の新高値数:18、新安値数644、前日比-264円、株価18,597円、売買代金24,589億円
●2017年4月13日の新高値数:24、新安値数633、前日比-125円、株価18,426円、売買代金22,590億円
●2018年7月5日の新高値数:2、新安値数551、前日比-170円、株価21,546円、売買代金22,564億円
●2018年10月25日の新高値数:3、新安値数801、前日比-822円、株価21,268円、売買代金29,813億円
●2018年10月26日の新高値数:4、新安値数804、前日比-84円、株価21,184円、売買代金31,857億円
●2018年10月29日の新高値数:4、新安値数581、前日比-34円、株価21,149円、売買代金25,060億円
●2018年10月30日の新高値数:6、新安値数547、前日比+307円、株価21,457円、売買代金40,406億円
●2018年12月11日の新高値数:6、新安値数611、前日比-71円、株価21,148円、売買代金25,012億円
●2018年12月18日の新高値数:1、新安値数723、前日比-391円、株価21,115円、売買代金25,098億円(筆者追加)
2017年は、4月の日経平均株価の安値時に新安値数が、500を超えた事が2回あり、その後は、株価が戻り、今年は、7月に1回あり、この時は、戻り高値の23,000円から21,000円を割った時に付けたそうで、そして、10月に4回ありましたが、26日（金曜日）にザラ場に安値を付けて、29日（月曜日）には、終値ベースの安値を付けて、12月は、11日に12月の安値を付けて、戻りましたが、今日また新安値数が、500以上となっています。
今日の日経平均株価は、21,000円近辺で、新安値数723でしたので、19日、20日は、少し株価が戻っても良い状況の様です。
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