2017年4月7日の日経モーニングプラスで、野村ホールディングス執行役員の明渡 則和さんが、下記の内容について話されてました。
通常、同じ経営者が、長くトップを勤めると、弊害があったり、老害があったり、悪い意味で忖度(そんたく)が生まれてしまうと、考えがちですが、経営者が、同じ企業で、20年以上勤めている会社142社の株価のパフォーマンスが良いそうで、対TOPIX比で、2009年から倍以上、上昇しているそうです。
尚、代表者が20年以上勤めている主な企業は、下記の通りです。
山崎パン、日清食品HD、ワコールHD、エーザイ、エスケー化研、マンダム、大和工業、島精機製作所、日本電産、堀場製作所、シスメックス、NOK、ハイレックス、大日本印刷、三菱鉛筆、サンリオ、イズミ、平和堂、大垣共立銀行、テーオーシー、富士急行、アインHD、トラスコ中山、アークス、バローHD、ソフトバンク
例えば、日本電産の永守重信さんや、ソフトバンクグループの孫正義さんなどは、長い目で企業の投資のビジョンを持って、株主還元も大切ですが、手元にある資金を将来に向けて、いかに投資していくかと言うことが、評価されているので、この様な企業が投資するには、良いのではないかと話されていました。