9月相場が堅調な場合は、10月から12月期の株価は上昇 東京マーケットワイド

2017年10月6日の東京マーケットワイドで、大和証券 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが、下記の内容について話されてました。 

2017年9月の相場は、8月の相場よりも上がりましたが、2000年以降で、9月の日経平均株価の月中平均が、8月を上回った年は、10月から12月期の騰落率が、全て上昇していて、平均の上昇率は、10.26%もあります。

つまり、今年の様に、9月の日経平均株価の月中平均が、8月を上回った年は、10月から12月期は、もう一段高する事が多いそうです。

日本の株式市場は、秋頃に一旦底打ちをして、その後、翌年の春頃に向けて、株価が上昇すると言う季節性があり、日経平均の月中平均の前月比ベースで10月頃が今までは底だったケースが多いですが、2017年は、9月から既に上昇し始めているので、前倒ししている状況で、これは株価が強いと言う証拠なので、この様な場合は、年末までかなりの上昇が期待できるそうです。逆に年明け以降は、それほど上昇しない可能性もあるとの事でした。

尚、2000年以降で、9月の日経平均株価の月中平均が、8月を下回った年は、10月から12月期の騰落率は、プラスになった時もありますがマイナスになった時の方が多く、平均の下落率は、-1.71%です。

■日経平均株価の8月の月中平均より、9月の月中平均が上昇した年
●2003年の騰落率は、7.74%で、10月から12月期の騰落率が、4.48%
●2004年の騰落率は、0.82%で、10月から12月期の騰落率が、6.15%
●2005年の騰落率は、6.35%で、10月から12月期の騰落率が、18.69%
●2006年の騰落率は、0.93%で、10月から12月期の騰落率が、6.81%
●2011年の騰落率は、0.85%で、10月から12月期の騰落率が、9.17%
●2013年の騰落率は、4.70%で、10月から12月期の騰落率が、12.70%
●2014年の騰落率は、3.84%で、10月から12月期の騰落率が、7.90%
●2016年の騰落率は、0.91%で、10月から12月期の騰落率が、16.20%
●2017年の騰落率は、1.29%で、10月から12月期の騰落率が、?%

■日経平均株価の8月の月中平均より、9月の月中平均が下落した年
●2000年の騰落率は、-0.99%で、10月から12月期の騰落率が、-12.46%
●2001年の騰落率は、-13.64%で、10月から12月期の騰落率が、7.86%
●2002年の騰落率は、-4.07%で、10月から12月期の騰落率が、-8.57%
●2007年の騰落率は、-1.37%で、10月から12月期の騰落率が、-8.81%
●2008年の騰落率は、-6.67%で、10月から12月期の騰落率が、-21.32%
●2009年の騰落率は、-1.22%で、10月から12月期の騰落率が、4.08%
●2011年の騰落率は、-4.16%で、10月から12月期の騰落率が、-2.82%
●2012年の騰落率は、-0.01%で、10月から12月期の騰落率が、17.19%
●2015年の騰落率は、-9.91%で、10月から12月期の騰落率が、9.46%

これまでは、理由はわかりませんが、佐藤光さんの動画は、下記の動画一覧では、見ることはできません。通常は、東京マーケットワイドの金曜日の14時位からライブで見ることができます。または、14時以降でも、時間を戻して再生する事も可能です。
尚、ライブで見る場合は、無料の会員登録が必要です。
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