2017年5月30日の東京マーケットワイドで、マネックス証券の広木 隆さんが、下記の内容について話されてました。
5月30日の日本経済新聞にも書かれていたそうですが、過去のFOMCで利上げが決まった後のドル円の為替の動きは、全部円高に振れているそうです。この理由は、相場格言で言うと、「噂で買って、事実で売る」と言う流れになっているからではないかと話されていました。
6月の利上げは、これまで、アメリカで様々な悪い指標がでたり、トランプ政権のロシアゲート疑惑などが出ても、6月の利上げの動きは全く崩れず、ここまで鉄板の様に織り込まれていると、例え、今週末に出てくる雇用統計の結果が多少悪くても、FRBが利上げしないと言う選択肢は、無いと考えた方が良く、そして、利上げをやってしまうと、次の材料が無いそうです。
利上げは、景気を冷やす要因なので、重しが増える事になりますが、通常利上げの初期の局面では、利上げする程、景気が強いと言う事なので、
株や金利は、強い方に働くそうですが、今のアメリカの経済は、強さが出てきていないに、更に、利上げを行うと、長期金利が上がらなくなり、
為替は、この様な現象を反映して、ドル安円高に動く可能性があるそうです。
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