2016年5月29日のマーケット・アナライズplus+で、大和証券 投資戦略部 担当部長 チーフテクニカルアナリスト兼シニアストラテジスト 木野内 栄治さんが、下記の内容について話されてました。
年央は、骨太の方針が6、7月頃から出てきて、年末までの間で、概算要求、復活折衝、本予算が決まるので、建築株は年央から年末にかけてTOPIXに比べて、いつも強い事が多い。
日本の建築関連は、規模が小さく、案件がいくらでもある。リニアも東海道新幹線の作り直しと言う側面もあるので、リニア完成後、東名高速の様に東海道新幹線も作り直しが行われる。
アップダウンの循環はあるとは思うが、相対的には建築株全体は、5から10年後かなり大きなものになってくる可能性がある。
この5月以降の半年間上昇するのは、信用取引のリズムと重なっており、ピーク圏で買った銘柄は半年後に売られる事が多いので、1821 三井住友建設、1301 極洋、1883 前田道路、1803清水建設などの建設株で見ると、高値を付けてから半年後に売られて株価がボトムを付ける傾向が多い。
株価が上がっている過程では、利食えるので、どんどん、どんどん株価は上がって行くが、最後に大商いになり、次に買う人がいなくなり天井を付ける。
信用取引で、お金を借りてまで、どんどん買って、その後半年間は株価が下落した場合には、信用取引の場合、半年後には売らなくてはいけない決まりがあるので、半年後に売って、株価はボトムとなる。
そして、このリズムが1852 浅沼組、1884 日本道路、1802 大林組、1812鹿島建設ゼネコンが良くなってくる。
例えば、大林組の高値は、2015年11月26日が高値だったので、2016年5月23日の週で期日が明けてきたので、2016年5月30日移行は強くなりやすい。
信用の期日も明けて、季節性も良いので、これからは建設株が良いと思われる。
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